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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「人材紹介業を通じて地方創生に貢献しよう!!」

「人材紹介業を通じて地方創生に貢献しよう!!」

経済や産業の東京一極集中問題が議論されるようになってから

もう何年も経過しました。

政府も「地方創生」を掲げ

様々な施策を行い始めてますが

実際には東京と地方との格差は広がるばかりだと感じます。

人材紹介業の市場規模を取り上げてみても

東京を中心とした首都圏が圧倒的に大きい事はご存知の通りです。

地方で言えば

東京の次に大阪を中心とする関西圏

続いて名古屋を中心とする中部圏が

大きな市場だと思います。

しかし、この30年くらいを考えてみると

関西企業でも東京へ本社を移転したり

企業の買収や合併などで

地方本社から東京本社の企業になったり

東京にも本社機能を持たせて二本社制にして

採用活動は東京で行う

といった動きをする企業も出てきました。

それによって

人材紹介業の市場も以前に増して

東京に集中してきた感じを受けます。

地方の活性化と切り離せないのが

「地方での雇用創出」と言う課題です。

そういう意味では

人材紹介業が地方創生のために果たせる役割も

少なからずあるのではないかと思います。

しかし、中小零細企業が多い地方において

年収の30%~35%という多額の費用を払って

社員を採用できる企業はそれほど多くないのも現実です。

それでも人材紹介会社の中には

地方で起業して

地元企業との信頼関係を大切に構築して

事業を成長させている立派な会社もあります。

現在は東京で働く人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の方々も

私自身がそうであるように

いずれは故郷に戻って仕事がしたいとか

田舎で人間らしく暮らしたいという希望を持つ方が

少なからずいらっしゃるでしょう。

しかし、残念ながら

現在の弊社では地方の人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の求人の

取扱件数は多くはありません。

また、東京で働いていた時と同等の給料を得ることができる求人は

関西圏、中部圏でもわずかしかありません。

ですから

起業するにしても

転職するにしても

地方で働くという事は一大決心が必要です。

それでも

東京に比べて物価も安く生活費も少なくてすみます。

空気も食べ物も新鮮で美味しいですよね。

自分の住みたい場所に生活基盤を置ける事は

何にも替え難い幸せです。

また、自分の故郷や地方のために志を持って仕事ができる事は

素晴らしい事だと思います。

今後はそのような志を持った方々が増え

地方でも人材紹介業がもっと活性化し

産業や経済の発展と共に

地方での「雇用創出」に寄与できれば

日本の人材紹介業の存在意義も

更に増して行くでしょう。

「夢はでっかく
 根はふかく」                     みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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