ホーム > 社長ブログ > 「辞退防止策」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「辞退防止策」

「辞退防止策」

内定辞退は本当にがっかりしますね。

クライアントに多大なご迷惑をおかけします。

内定辞退を減らすにはどうしましょうか?

結論から言うと

「貴方、内定したら、この会社に入社しますか?」

と何度も聞くしかないですね。

何度も聞くと逃げられなくなって本音が出てきます。

5回も10回も聞いてください。

A:「はい。必ず入社します。」

B:「前向きですが、条件が整えば入社します。」

C:「いやー、何とも言えません。」

だいたいこんなパターンでしょうか?

Aタイプは元々第一志望だということですね。

比較的楽なパターンですが、

現職の引き止めや家族の反対など最後まで安心できません。

B:「前向きですが、条件が整えば入社します。」

Bタイプは最も多いパターンで要注意ですね。

突っ込まないと駄目ですね。

「え? 具体的にどんな条件が整えば入社するのですか?」

この質問に率直に答えず

ごかます、はぐらかす人は可能性が低いです。

「最低現在の年収が確保できれば問題なく入社します。」

それでも突っ込みましょう。

「他に応募されている会社で、もっと高い年収を提示されたらどうされますか?」 とか。

「年収だけの問題ではありません。

それでも、●●●の理由でご紹介していただいた会社に入社します。」 なのか?

「いやー、他の会社でもっと高い提示をされたらわかりません。」 なのか?

突っ込み方は、ケースバイケース、相手の方によって

言葉遣いには気をつけないといけませんね。

私は率直に聞きすぎて、よく墓穴を掘っています。

C:「いやー、何とも言えません。」

このパターンは、

「私はその会社には入社しません。」

と言っているに等しいでしょう。

最後のすべり止めぐらいにしか考えていないでしょう。

「そうですか?

承知致しました。

だったら辞退された方がよろしいでしょうね?」

この場合は、早くクライアントに知らせて不合格にしましょう。

もしくは、早期に辞退していただきましょう。

クライアントの貴重な時間を割いていただくだけご迷惑です。

とにかく、

「貴方、内定したら、この会社に入社しますか?」

この質問を事あるごとにするしかありません。

クライアント、キャンディデート、人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)

辞退は全ての関係者の時間を無駄にします。

「無駄ではない辞退」 もありますが

話が長くなるので

それはまたあらためて書かせていただきます。

「弱きもの人間

欲ふかきもの

にんげん

偽り多きもの

にんげん

そして人間の

わたし」                    みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ