ホーム > 社長ブログ > 「大企業志向に関して」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「大企業志向に関して」

「大企業志向に関して」

 

 

 

就活に苦しんでいる学生が多いらしい。

 

 

 

今や誰でも大学に進学し、多くの学生が適当に遊び、

 

 

 

尚且つ大企業志望が多いということなら、苦しむのは当り前だ。

 

 

 

私の時代の就活も不景気で大いに苦しかった。

 

 

 

就活すら真面目にやらない学生もいるらしいが、

 

 

 

現実逃避せず、厳しくても自分を見直すためにやった方がいいと思う。

 

 

 

社会人になってからの方がもっと厳しいしね。

 

 

 

リクルートスーツで背筋を伸ばして歩いている学生を見ると、こちらもフレッシュな気持になる。

 

 

 

応援したくなる。

 

 

 

それだけに、あえて厳しいことを書かせてもらう。

 

 

 

就職できる学生の条件を以下に列挙する。

 

 

 

1 旧帝大・早慶クラスの大学を卒業する。大企業は相変わらず学歴社会だ。

 

2 大学生になっても勉強しA(優)をたくさん獲る。

 

3 体育会系部活に入り心身を鍛える。文科系部活でも厳しければいい。

 

4 大企業・有名企業ばかり志望しない。中小ベンンチャー企業も視野に入れる。

 

5 就職活動を人一倍真面目にやる。

 

6 英語(外国語)を徹底的に勉強する。

 

7 必死でアルバイトをして自活する。

 

 

 

上記六つの条件に一つも該当しない学生は就職する資格がない。

 

 

 

(日本国憲法27条)

 

 

 

「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う。」

 

 

 

勤労の権利だけではなく、義務を有することを知っている学生やニートがどれぐらいいるかな?

 

 

 

「誰でも大企業で働く権利を有し・・・・・・」 なんて一言も書いてない。

 

 

 

では、なぜ大企業志向になってしまうのか?

 

 

 

育った環境と、物事を深く考えない本人の責任だ。

 

 

 

親が大企業や公務員出身でいい思いをしている。

 

親が大企業に勤務しているヤツとしか結婚してはいけないと言う。

 

親戚一同大企業か公務員。

 

 

 

このようなキャンディデートに時々会う。

 

 

 

話がつまらない。

 

 

 

このような人に限って、

 

 

 

「私は安定志向ではないし大企業にこだわらないのですが、両親が許してくれなくて」

 

 

 

なんて言う。

 

 

 

:「貴方ね、30歳近くにもなって今さら両親に反対されると駄目ですか?」

 

 

 

はっきり言って、

 

 

 

「いい年こいて両親のせいにするな!!いい加減に自立しろ!!」 と思う。

 

 

 

大企業で働くのが悪いのではなく、それほど努力もしていないのに

 

 

 

志望する人間がバカだと言っているのだ。

 

 

 

努力もしないで夢だけ見てはいけない。

 

 

 

簡単に 「人生逆転できる」 と思うなよ。

 

 

 

逆転するためには、死ぬほどの努力や経験の蓄積が必要だ。

 

 

 

「生きているうち はたらけるうち 日のくれぬうち」   みつを

 

 

 

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ