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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「清濁併せ呑む」

「清濁併せ呑む」

 

 

 

私はこれができないからサラリーマンには向かない。

 

 

 

度量が小さく独善的になる傾向があり、自分の尺度で人や物事の善悪を判断する。

 

 

 

昨晩、飲んだ先輩にも同様の傾向があり、私は言った。

 

 

 

:「先輩も俺に似ていて、清濁併せ呑むことができませんよね?」

 

 

 

先輩:「は、は、は、そうなんだよね。」

 

 

 

私:「そんなんでよく今まで長続きしましたね。

 

   余程我慢したでしょう?」

 

 

 

先輩:「いやー、自分勝手に決められたらとっくに辞めていると思うけど、

 

    義理人情もあるし、ここまで長引いたわけよ。」

 

 

 

私:「先輩はそういう厚いところがありますよね。」

 

 

 

先輩:「まあ、似た者同士ということで乾杯!!」

 

 

 

:「先輩、今後もサラリーマンを続けるつもりですか?」

 

 

 

先輩:「いやー、周囲で独立した人が元気にやってのを見ると考えるよね。」

 

 

 

私:「先輩、サラリーマンを続けると、また必ず上司とぶつかりますよ。

 

   自分でもそう思うでしょう?」

 

 

 

先輩:「うん、絶対ぶつかるね。」

 

 

 

私:「ぶとかると上司を論破するでしょう?」

 

 

 

先輩:「うん、益々関係が悪くなるね。」

 

 

 

私:「修復不能でまた転職しますよね?」

 

 

 

先輩:「そうなるね。

 

    次の会社は、これまでの会社みたいに長期間我慢できないだろうから、

 

    短期間で転職する可能性が高いね。」

 

 

 

私:「だったら次は独立しかないですね。」

 

 

 

先輩:「やっぱりそうかな?」

 

 

 

私:「他にどんな選択肢がありますか?」

 

 

 

先輩:「政治家とか。」

 

 

 

私:「は? 政治家ですか? 維新の会ですか?」

 

 

 

先輩:「うん、国会議員じゃなくても地方議員なら可能性があるかもしれない。」

 

 

 

:「先輩、清濁併せ呑まない人が政治家なんか務まりますか?」

 

 

 

先輩:「そりゃそうだな。

 

    サラリーマンとは比較にならないほどドロドロだろうな。」

 

 

 

さて、先輩はどんな選択をするんだろう?

 

 

 

昔の先輩らしい輝きを取り戻して活き活き働いてもらいたい。

 

 

 

「セトモノとセトモノと

 

ぶつかりッこするとすぐこわれちゃう

 

どっちかやわらかければだいじょうぶ

 

やわらかいこころを持ちましょう」           みつを

 

 

 

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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