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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「最近のマネージャーは忙しい?」

「最近のマネージャーは忙しい?」

 

 

 

最近の人材紹介会社のマネージャーは、机に座ってメンバーに指示を出したり、

 

 

 

時々営業同行すればいいというものではない。

 

 

 

夜になれば、メンバーより早く仕事を切り上げて、飲みに行けばいいというものではない。

 

 

 

世知辛い競争社会で、管理職も楽ができなくなった。

 

 

 

昔のように、机に座ってくだらない冗談を言ったり、ハンコだけ押しているような、

 

 

 

ある意味で管理職らしい管理職はいなくなった。

 

 

 

そんな管理職だけど、いざという時は人が変わったように頼りになる人も多かった。

 

 

 

逆に、今のマネージャーは管理職らしくない人が多い。

 

 

 

メンバーのように忙しく細かく動き回っている。

 

 

 

それは良いのだが、何か問題が起こった時に、自分で解決できない人が増えている。

 

 

 

「報告・連絡・相談」は大切なのだが、大した問題でもないのにあたふたして、

 

 

 

すぐに部長に頼るような人もいる。

 

 

 

責任と権限を不明確にしている会社も悪いが、

 

 

 

「バカヤロー!!

 

それぐらいの事は自分で処理しろ!!」

 

 

 

と言いたくなるぐらい腹が据わっていない人はマネージャーとして魅力がない。

 

 

 

・自分の目標数字もある。

 

・スキルやモチベーションが低いメンバーの指導・育成。

 

・●●●プロジェクトの委員

 

・マネージャー会議

 

・社員研修の講師

 

・自社の社員採用の面接

 

・メンバーの人事考課とフィードバック

 

 

 

でも思い返すと、私の時代も全部あった。

 

 

 

・メンバーと同じ目標を持ち業績でトップになる。

 

・メンバーマネジメント *幸いモチベーションが低い人はいなかった。

 

・改革プロジェクト

 

・マネージャー会議

 

・経営会議

 

・研修講師

 

・採用面接

 

・人事考課

 

・宴会やキックオフの司会

 

 

 

余程の大事件でも起こらない限り、上司に頼ることなどない。

 

 

 

「この会社は俺でもっている」

 

 

 

というぐらいの自信と慢心があった。

 

 

 

だいたい30代前半までは、こんなクソガキマネージャーでいいんじゃない?

 

 

 

仕事が一番楽しい時期だろう。

 

 

 

この頃が一番もてる。

 

 

 

現場の声を経営に対して、どんどん発信して、だらだらしている部長や役員を

 

 

 

突き上げるのが最大の役割だ。

 

 

 

そんな会社の方が勢いがあるし、メンバーも、

 

 

 

「自分も早くマネージャーになりたい。」

 

 

 

と思って頑張る。

 

 

 

課長時代、現場代表で部長会議に出席していた。

 

 

 

その場で部長たちが机上の空論で無駄な議論をしていたので、

 

 

 

「わからない人同士が話しても人件費の無駄だから、僕の話をよく聞いてください。」

 

 

 

と言ったら、みんなむっとしていたが、横にいた役員はゲラゲラ笑っていた。

 

 

 

「魅力のないマネージャーが多い」⇒「マネージャーになりたいメンバーが少ない」⇒

 

「組織ロイヤリティーが低下する」⇒「ちょっとした事で会社を辞める」

 

 

 

自分を棚に上げて経営者の事を厳しく書くことが多いが、

 

 

 

経営者なんかどうでもいいから、30歳前後の若いマネージャーがガンガン暴れて

 

 

 

会社を引っ張らないと楽しくないだろう。

 

 

 

上司と喧嘩するマネージャーが少ないよね。

 

 

 

おとなしい、賢い、品行方正なマネージャー。

 

 

 

それじゃあ、じいさんじゃないか?

 

 

 

喧嘩を許容する部長や役員も少ないか?

 

 

 

評価が下がるか?

 

 

 

若いのに評価なんか気にするなよ。

 

 

 

偉くなりたいと思ったり、評価を気にした事は一度もない。

 

 

 

業績を上げて上司を黙らせろ。

 

 

 

小者の部長や役員しかいない会社なら、とっとと辞めればいいよ。

 

 

 

真面目にやっていれば、認めてくれる会社は必ずあるから。

 

 

 

「自分が自分にならないで だれが自分になる」    みつを

 

 

 

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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