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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「人材紹介はマージャンに似ている」

「人材紹介はマージャンに似ている」
 
小学5年生でマージャンを覚えたが、私は弱い。
 
1 単純なミスが多い。 *残すべきハイ、捨てるべきハイ、目指すべき役などの選択ミス。
 
2 決め打ちすぎる。 *見え見えのホンイツばっかりとか。他のメンツに読まれやすい。
 
3 せっかくついてきた運を逃す。 *欲張っている内に他のメンツに軽い手で逃げられるとか。
 
4 運が無い時に我慢できず振り込む。 *無理に勝負して自滅する。
 
5 しゃべる方に夢中になり振り込む。 *勝負にこだわらず、しゃべるのが好き。
 
6 酔っ払って気が大きくなって振り込む。 *最後は眠りながらやっている。
 
リクルート時代の上司、先輩、後輩など、マージャン好きの人たちに聞くと、
 
「今月は30万円勝った」 とか、「20万円負けた」 とか、恐ろしいことを言っていた。
 
ある後輩が、こんな事を言っていた。
 
「普段は仲の良い人同士でやっているけれど、あまりに勝ち負けの金額が大きくなると
人間関係がおかしくなる。」 と。
 
だったら、そんなインフレマージャンはやらない方がいい。
 
プロじゃないのだから、マージャンはあくまで楽しむものだ。
 
だから、レートはテンピン(1000点=100円)程度にして、勝った人がその日の場代や飲食代は
 
全部おごればいい。
 
仲間内で勝ち負けにこだわりすぎるのは良くない。
 
話がそれてしまったが、
 
「なぜ、人材紹介はマージャンに似ているのか?」 
 
という話だ。
 
私が近いと思う点は、「いかに運の流れをつかむか?読むか?」 が勝敗を分けるという点だ。
 
「何だかハイパイがいい」 とか、「やたらツモがいい」 とか、マージャンには訳のわからない
 
運気の流れがある。
 
運気の良い時を逃さずに、ごっそり稼ぐ人が上手な人だ。
 
逆に、「ハイパイもツモも悪い」 とか、
 
運気の悪い時にしぶとく打ち回して被害を最小限に留める人も上手な人の条件だ。
 
この辺が、人材紹介の仕事に大変よく似ている。
 
「今日もらってきた求人に、たまたまピッタリの人がいた!!」 とか、
 
「最近やたら優秀な人が集まってくる」 とか、
 
そんなラッキーもあるし、その逆もある。
 
運気の良い時には不思議なほどバンバン成約するが、
運気が悪い時は相当な努力をしても、なかなか成約できない。
 
この仕事を何年かやっている人なら、皆さんわかると思う。
 
もちろん、普段から手を抜かず努力に努力を重ねるわけだが、
 
人間の手には負えない見えない運気がある。
 
運気が良い時には、それに乗ってガンガン行く。
 
運気が悪い時には、しぶとく踏ん張って運気が良くなるのをじっと待つ。
 
腐ったらオシマイ。
 
「あ・お・い・く・ま」 だ。
 
「焦らない」 「怒らない」 「威張らない」 「腐らない」 「負けない」
 
不運を腐らず乗り切る忍耐力が必要なのだ。
 
この辺が、「人材紹介はマージャンに似ている」 と思う理由だ。
 
皆さん、そんな事を感じませんか?
 
「にんげんはねえ 追いつめられると弱いもんだな ひとごとじゃない 自分のこと」  みつを
 
合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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