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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「いちずに一本道」

「いちずに一本道」
 
先週金曜日の夜9時過ぎに電話が鳴った。
 
3月16日に入社されたばかりのAさんからだった。
 
Aさん:「武谷(たけや)さん、夜分遅く済みません。
     おかげさまで、何とか初成約できました。」
 
私:「おー、早いですね!!
   おめでとうございます。」
 
Aさん:「いやー、私の力ではありません。
     上司のYさんはじめ、他の社員の皆さんに協力いただいたおかげです。
     本当に良い会社をご紹介いただき、ありがとうござました。」
 
私:「プロセスはともかく初成約、おめでとうございます。
   2件目が決まって両目が明いたら、奥さんと一緒に食事に行きましょう。」
 
この電話と時を同じくして、上司のYさんから、「A君が初成約しました!!」 
とのメールをいただいた。
 
熱い会社だな。
 
やっぱり、Aさんは自分の気持ちを曲げないで、このクライアントに転職して良かった。
 
前職も人材紹介会社だったが、業績悪化で希望退職の募集を行い、それに応募した。
 
Aさんは、今回転職する際に、これまで通り人材紹介会社に転職するか?
異業界に転職するか?悩んでいた。
 
奥さんからも、「貴方みたいなお人よしが、厳しい人材紹介業でやっていけるの?」 
と反対されていた。
 
しかし、最終的にAさんは奥さんを説得して、今の会社に入社した。
 
「反対を押し切って入社したからには絶対に良い結果を出す!!」 という覚悟だった。
 
私も、「男ならリスクがあっても好きな仕事をしなければ意味が無い。Aさんであれば、
必ず結果は出せる。」 と強く押しただけに責任があると思っていた。
 
そのような経緯があったので、金曜日の電話は大変嬉しかった。
 
そんな事があり、ふと昔の事を思い出した。
 
リクルート人材センター(現:リクルートエージェント)が、バブル崩壊後、3年連続赤字になり、
従業員が三分の一になった時のことだ。
 
当時の社長の岡﨑さんと、会社に残存したマネージャー連中で飲みに行った。
 
やっと赤字という長いトンネルから這い出るタイミングだった。
 
みんなで話しているうちに、30代半ばだったマネージャーのX君が言った。
 
X君:「いやー、これから先もこの業界でずっとやっていくのか、他の業界で生きる道はないか、
   正直言うと考えちゃいますよね。」
 
岡﨑さん:「このアホ、お前は今まで他の仕事をやったことがあるのか?」
 
X君:「いいえ、ずっとこの仕事しかやってません。」
 
岡﨑さん:「10年以上もこの仕事をやってきたのに、いい加減に腹をくくらんか!!
       やっとこれからという時に何を学生みたいな事を言っとるんだ?
       これからが本当のお前らの時代だぞ。
       お前らが腹をくくって、先頭に立って道をつくって、畑を耕やさにゃ誰がやる?
       これからこの会社がどんどん良くなるという時に、そんなしょぼくれたおっさん
       みたいな事を言うな。
       これからがチャンスなんだよ。」
 
うーん、特に客観的根拠のある話じゃないけど、妙に腹落ちする話だな、と思った。
 
リーダーシップと言うやつですかね?
 
その後、本当に岡﨑さんが言った通りになるのだけど。
 
Aさん、この仕事をやめなくて良かったですね。
 
「いちずに一本道 いちずに一ツ事」    みつを
 
合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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