ホーム > 社長ブログ > 面接に進んでも決まらない。それでどうする?

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

面接に進んでも決まらない。それでどうする?

「面接に進んでも決まらない。それでどうする?」
 
このようなグチをよく聞きますよね?
 
実際、企業の採用スペックは高止まりで、成約率が落ちているのは人材紹介業界の傾向です。
 
ただ、それは元々決まりにくい求人、決まりにくい登録者に労力を費やしているだけではないか?
 
とも思うのです。
 
ご批判いただくのを承知で言えば、その時間を、決まる可能性がある新規求人開拓や、
紹介すれば決まるであろう人材のサーチに振り替えれば、
ビジネス的には無駄な時間が減ります。
 
あまりに合理的すぎると言われるかもしれませんが、ビジネスは戦争ですから、
 
ボランティアだけやって沈没するわけにはいかんのです。
 
「決まる可能性がある新規求人開拓や、紹介すれば決まるであろう人材のサーチに時間を割く」
 
とすると、どんな動きになるか?
 
今までと全く逆の動きになります。
 
単純に言うと、社内に居る時間と社外に居る時間が逆転します。
 
ランチや飲み会も増えます。
 
それでも、メールチェックはしなきゃならんので総労働時間も増えます。
 
常に新たな戦略も練り直す、勉強するなど考える時間も増えるので土日も無くなります。
 
必然的に365日、24時間労働になっていきます。
 
サラリーマン時代は、「なぜ、社長は365日働くのだろう?」 と思っていましたが、
 
やるべき事を全部やろうとすると自然とそうなる ということが、
 
この年齢になってやっとわかりました。
 
ハードワークとかではなく、自然とそうなるわけで、本人にとっては、
 
そんな苦痛ではないのです。
 
それで気がついたらポックリというのが、社長の典型的な生き様なんだろうなー、と思います。
 
ワークライフバランスと言うのはサラリーマンの言葉で、社長にはワークそのものがライフ
だったりするわけです。
 
更に、こんな忙しい社長ほど、地域の自治会長もやったり、マンションの理事長もやったり、
 
知人の社長は近所の神社のお守りまでやってます。
 
こんな社会的活動もちゃんとやっているんですね。
 
自然と頼まれる人格になるんでしょうね。
 
この世の中は、人一倍忙しい人に益々仕事が集まって来るようになっとります。
 
「仕事は忙しいヤツに頼め」 と言われるでしょう。
 
最後はポックリ、でも本望。
 
それが社長という生き物なんでしょうね。
 
「生きているうち はたらけるうち 日のくれぬうち」    みつを
 
ポックリ。
 
合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ