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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

キャンディデートにひどい事を言ってしまった。

キャンディデートにひどい事を言ってしまった。

どうして、Aさんにあんな事を言ってしまったのか?

もう少し言い方というものがあるだろう。

年数は長くないが、なかなか内容のある経験で、それなりの知識やスキルを持っている。

人材紹介という仕事に対する姿勢も真面目だし、自分で考えながら仕事をしている。

面接さえ上手に受ければ、必ず内定すると思っている。

そう思っているのに、なかなかそうならないので、私はじれったくなってしまった。

面接には進むのに、印象で損をしているので残念なのだ。

どうしてその場だけでも、もっと明るく元気に振舞えないのだろう?

面談で3時間、電話でも4~5時間は話している。

面接対策として、鏡を見ながら笑顔の練習もしてもらっている。

自分の声を録音してもらって、相手にどのように聞こえるのかも確認・修正してもらっている。

私:「何か元気がない印象を持たれているみたいだよ。」

Aさん:「そうですか? そんなに元気がないですかね?」

私:「率直に言って元気という印象じゃないね。相手によっては、ちょっと暗いと思われるかもしれないよ。」

Aさん:「えー? 私は今まで人から暗いと言われた事はありませんよ。」

私:「でも、そう思う人がいたら、それはその人が感じた事だから仕方ないでしょう?」

Aさん:「えー? どこが暗いと感じるんですかね?」

私:「おとなしい感じの雰囲気と話し方だと思うよ。」

Aさん:「えー? 話し方ってどんな所ですか?」

私:「声が小さめで、ちょっと理屈っぽい感じがする所かな?」

Aさん:「えー? 理屈っぽく感じますか?」

:「暗くて理屈っぽいのは嫌われるよ。」

Aさん:「そんな事言われても、どうすればいいんですか?」 

私:「印象を明るくする練習をするしかないでしょう?」

Aさん:「面接では、もっと明るく元気にやってます。」

私:「でも、相手はそう思っていないし伝わってないよ。伝わらないと意味ないでしょう?」

Aさん:「わかりました。もっと練習します。」

ひどい事言って、ごめんなさい。土下座

Aさんは、決して暗くもないし、理屈っぽくもないですよ。

年齢の割に落ち着いていると言った方がいいでしょう。

接していて安心感や信頼感は、すごくあります。

だから、絶対に合格してほしいのです。

「一番わかっているようで 一番わからぬこの自分」     みつを

合掌。

※弊社HP↓。

http://www.agent-shokai.jp/

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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