「おもしろさ」を見つける。

人間は、　「主体性をもって充実した毎日を送れる人」、そうでない人、この二種類に分類できると思う。

もちろん、その日の体調や気分によって、同じ人でも感じ方が変わるだろう。

「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは 心なりけり」　　高杉晋作

今日は月曜日から寒いし雨天だ。

「あー、モチベーションが下がるな。俺はなんて不幸な人生を送っているのだろうか？」

と、この世の終わりのように思う人もいるだろうが、

「雨が降れば傘をさせばいいだけのこと。こんな日にこそ、良い出逢いがあるかもしれない。」

と思える人もいるだろう。

このようにポジティブに考えられる人は、先天的にそういう性格の人ばかりではない。

自分の心を良い方向にコントロールできる術を、努力してそなえた人も多い。

時を無駄にしないように大事に意識してその日の意味を見出す。

やけにならず、丁寧に生きる。

私の家内は、毎朝元気に出勤していく。

座右の銘は、　「笑う門には福来る」　である。

私：「土曜日もミーティングで出勤だったし、月曜日から寒くて雨が降って大変だね。お疲れ様。」

家内：「大丈夫。疲れてなんかないよ。みんな頑張ってるし、私も行ってきます！！」

私：「そうか、わかった。行ってらっしゃい！！」

だいたい、この人材紹介の仕事は恵まれている。

冷たい雨が降る嫌な月曜日でも、始まってしまえば、次から次に顧客に対応しなければならない。

そうしている内に、月曜日であることも、冷たい雨が降っていることも、仕事が忘れさせてくれる。