今日は、電車　の中でも街中でもスーツ姿　の人が明らかに少ない。

そりゃそうだ。

大半の会社が、先週の金曜日で仕事納めだったんだから。

それなのに、なぜ俺は会社に出てきているんだろう

バカだなーと思っていたら、大変な相談を受けてしまった。

社会人ではない。

大学４年生だ。

「内定している会社の業績が悪く、内定取り消しになるかもしれない」　と言うのだ！！

２０年ぐらい前に、日本ＩＢＭに内定取り消しにされた早稲田の学生の相談に乗って以来で

この手の相談は珍しい。

今回は、まだ内定取り消しになったわけではないので、取り消されない事を祈るしかない。

しかし、モノは考えようだ。

それぐらい厳しい会社に来年４月から飛び込む事は、人生において大きな試練でもあるが、

成長できるビッグチャンスでもある。

好況時にちやほやされて迎えられる新人よりも、何倍も鍛えられるだろう。

しかし、それを乗り越えれば、将来、会社を背負って立つような大幹部になる可能性がある。

仮に数年後転職したとしても、この貴重な経験が、次の会社でも必ず生きる。

「ピンチはチャンス」　と考えて飛び込むしかない。

「この会社の将来性はどうでしょうか？」　との質問。

うーん、一般論は言えるけど、その会社の将来は入社後の君たちの活躍次第だ。

「自ら機会を創り出し　機会によって自らを変えよ」

中途採用でも同じような事が言える。

採用が過熱している時に入社した人よりも、不景気で採用スペックが厳しい時に入社された人の方が

長続きするし、活躍している例が多い。

人生の岐路で不安だろうが、５年後、１０年後に笑えるように頑張れ！！

今後も応援するぞ。

合掌。

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