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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

二つの紹介会社の登録者の属性の違い。

リクルートエイブリック鳥からJACジャパンに転職して、まずは、JACジャパンのクライアントと

登録者の属性を調べました。

クライアント(求人企業)は、ほとんどダブっていました。

JACにある求人企業は、リクルートエイブリックにもほぼありました。

ただ、業界別と職種別の売上構成比は全く異なりました。

JACの特色は、金融ドル、メディカル薬、外資系消費財メーカーバッグの比率が高かったと思います。

全体的に外資系企業英語の売上シェアが高かった。バンザイ

逆に、ITパソコン、電気・電子・化学メーカー工場など、技術系分野の比率が低かった。

一方、登録者ファイルを2年分ぐらい見てみると、まず、四つの事に気がつきました。

1 英語英語ができる人材が多い。

⇒TOEIC800点・900点も数多く国際的アメリカイギリスフランスドイツ中国な人材が多い。

 2000年当時のリクルートエイブリックでは、700点以上の比率は10%程度だったと思いますが、

 JACは30%程度だったと思います。バンザイ

2 女性が多い。女の人おかあさん先生

⇒これは、英語ができる人材が多いとか、外資系勤務の方が多いとかにも関連していると思います。

 2000年当時のリクルートエイブリックで20%程度だとすれば、40%ぐらいだったと思います。

3 外資金融ドルやコンサルティング業界の人材が多いサラリーマン富樫

⇒MBAホルダーも多い。年収が高い人が多い。バンザイ わーい

4 登録者の平均年齢が高い。ビジネススキルが高い人が多い。

⇒2000年当時のリクルートエイブリックの登録者の平均年齢が28歳だとすれば、34~35歳の

 印象でした。*現状は存じません。

結果として、2000年当時のリクルートエイブリック鳥の決定者の平均成功報酬が150~160万円

だったのに対して、170~180万円(金融は200万円以上)だったと思います。バンザイ 緑ちゃん

意外と差が無いように思われるでしょうが、JACの秘書・アシスタントなどの女性決定者比率の高さを

考慮し、男性決定者だけの平均成功報酬を比較すれば、リクルートエイブリックが160万円程度で、

JACが180~190万円程度になったでしょう。

このJACジャパンの強みを更に強くする。チカラコブ

それが戦略として当り前ですよね。

少数精鋭で生産性を上げて、高い利益率をキープし、みんなで高額所得者Yenになる。わーい

これ実際にやってる会社もあるし、全然ありですね。

売上が20億、30億程度でいいなら、あくまで外資系中心英語でやってもいい。

ただ、2000年に、将来、会社を上場させる方針が決まりましたので、50億円、100億円ぬけさく

という売上が必要になりました。ええ!!

そのため、外資系特化とか、金融・メディカル業界特化とかのニッチ戦略では難しくなってきました苦笑

日本は外資系企業就業比率が、欧米先進国、いや東南アジア諸国と比較しても非常に低い国です。

確かホワイトカラー就労人口の5%程度しかなかった。

5%全部取っても、市場シェア7~8%止まりです。*外資系の流動性と給料の高さを考えても。

尚且つ、同じ市場で戦っている同業他社も多いので、この市場を独占するのは無理ばつ

ということで、結論としては全包囲型、ブティック型でなくデパート型伊勢丹でやることになったのです。

その結果、当然ながら社員も数多く採用しなければならないし、支店も増やさなければならないし、

広告宣伝費も分散する。

このように先行投資が増えるので、しばらくは生産性の向上は難しく、既存のコンサルタントは

高級ブティックからスパーマーケットになったような感覚を覚え、年収も上がるわけではないので、

モチベーションが落ちます。矢印

我慢できない人は、転職したり独立したりします。バイバイ くま パンダ

これは一時期、仕方ないことでした。

走りたくないレールの上を走るのも、走ってもらうのも、お互いに楽しくない。*

仕事は楽しくやらなきゃ。笑う 緑ちゃん わーい

当時は、私も若く無理して青筋立てて深刻にやってましたがひゃ~・・・、いろいろなレール、

いろいろな紹介会社があっていい。

選択肢は多いほど良い。

最後はクライアントビル やユーザー兄貴女の人 が選びます。

選ばれる側は、選ばれるように努力するしかないですね。ase

合掌。

※弊社HP↓。

http://www.agent-shokai.jp/

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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