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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

勝手にアメリカ出張!!(MBAハンター:その3)

今日は、「アメリカの人材紹介業の市場」 に関してご報告します。

1 市場開放(規制緩和)が進んでおり、大変活性化している。

2 ①アデコ、マンパワーなど、売上の大きさを追求する派遣業から派生した大企業。

   あまりハイエンド層は得意ではない。

   派遣系の会社は、薄利でボリューム勝負なので、とにかくM&Aが多い。

  

  ②コーンフェリー、ラッセル、スペンサー、ハイドリック、エゴンゼンダー等、

   エグゼクティブ層をターゲットにしたサーチファームは、別次元で存在する。

 *ロスのコーンフェリーのオフィスも訪問しましたが、彼らは人材紹介とは全く別の

  事業だと思っているので、とにかく話が噛み合わない。

  やたら、プライドが高いサラリーマン富樫。頭が良いので当り前か?

  でも、最近はその境界線も崩れて来ましたよね?

  もう現在は、紹介もサーチも関係ないですよ。

  日本のエグゼクティブもアメリカ並みに、常時転職を意識する時代になりました。

  優秀なエグゼクティブでも、ご自分から登録してくる世の中になったのです!!

  従って、サーチファームは、対象とするエグゼクティブの年収も低くなってきて、

  事業領域を下に広げていますよね?

私:「結局のところ、人を紹介して報酬を得るというビジネスとして、本質的に同じですよね?

   サーチしたって100%オーダーにピッタリという人材は稀で、結局、大半のエグゼクティブが

   数年以内に再度転職をしますよね? また、それを商売にしているんでしょうぬけさく

   サーチだから良いとか、登録型だから悪いとか、そんな考え方こそが時代錯誤なんですよかお!!

   もっと言うと、お客様(クライアント)を『サーチ』という言葉や、貴方がたコンサルタントが

   『MBAサラリーマン富樫』だとか、『コーンフェリー』というブランドで、合法的にだましているだけですよね?

   だましていると言うのは失礼ですね。済みません。高い金をふっかけているぬけさく。(笑)

   ただね、以前、ラッセルのトップコンサルタントに会った時に言ってましたよ。

   『俺たちのビジネスは、所詮、四角い箱に丸い物を収めるんだよ』出版社サッカーボール

   と言うことは、やっぱり、サーチでも完全な仕事はできていないという事ですよね?

   ただ、年収の高い人(年収が安い人も同じ人間)を事業領域にしているというだけですねぬけさく?」

相手のコンサルタント:「何を知ったかぶりして言ってるんだ怒!! 忙しい中、会ってやったのに

              無礼な奴だ怒!!」

              *英語英語なので理解できません~ぬけさく

ここまで言うと、相手もエキサイトしますよね?(笑)

私、エリートサラリーマン富樫を怒らせるの大好きです~キャー。コンプレックスの塊アホですから~。

  

  ③他には、何かそれぞれの特色や強みを持った中小の人材紹介&派遣会社が無数にある。

   低年収ゾーンでは、紹介と派遣の垣根は非常に低い。無いと言っても良い。

  ④ホワイトカラーの90%以上が馴染みの人材エージェントに登録している。

   転職に対してオープンで前向き。逆に言うと、尻が軽いお尻あったか

   ホワイトカラーの転職手段は、人材エージェントを使うのがメジャーな手段。

   

   日本のリクルートが発行してきた、ビーイングとか、とらばーゆとか、そんな求人情報誌市場は

   各地域で限定的にしか存在しない。

   

   そもそも日本日本国旗で、求人広告市場が5000億円などと、異常に発展したのは、

   ①労働省の人材紹介会社に対する規制緩和が遅れたこと。 

   ②日本の国土が狭いこと日本

   などに起因しているので、規制が無く、国土が20倍以上のアメリカアメリカとは比べられません。

*下記、1999年に野村総研が調べたアメリカアメリカ市場の結果です。アバウトな数字です。

・人材派遣・TTP・アウトソーシング等 約20兆円

・登録型人材紹介 6000億円

・サーチ型ヘッドハンティング 4000億円

・ネット含む求人広告 4000億円

ここで、注目していただきたいのは、「登録型人材紹介 6000億円」、

「サーチ型ヘッドハンティング 4000億円」、「TTPは確か2000億円程度」 を合算すると、

1兆2000億円になります。

日本の現在の人材紹介市場が、2000億円程度ですかね?

アメリカアメリカのGDPや人口が、多く見積もって日本の3倍としても、1兆2000億円÷3=4000億円

となりますので、日
本の人材紹介市場は、今の2倍の4000億円になってもおかしくはない。

しかし、人口の減少矢印、高齢化波平フネ、今後のGDPの伸び矢印など、様々な要素が絡んで来るので、

個人的には、3000億円が分水嶺だと思っています。

済みません。

アナリストでもないのに、根拠の無い話をしてしまいましたアホ

ただ、今年の人材紹介業は、昨年までがウソのように不景気ですが、

昨年までが過熱炎ぎみだったので、これぐらいで丁度良い温泉と思います。

同業の皆さん、毎日コツコツ地道に頑張りましょうチカラコブ!!

合掌。

※弊社HP↓。

http://www.agent-shokai.jp/

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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