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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「エンゲージメントが高い働き方は?」

「エンゲージメントが高い働き方は?」

先日

大手人材紹介社X社様の部長さんと

ご求人の打合せをさせていただき

その会話の中で

部長が話されていた内容です。

私:「部長、最近の業績はいかがでしょうか?」

部長:「私の部は何とか達成していますが、全社的には厳しいですね」

私:「へー、他部門の業績が厳しいんですか?」

部長:「厳しい部門が多いですね」

私:「なぜ、他部門の業績が厳しいんでしょうか?」

部長:「特に業績が厳しい部門の特徴として、出社頻度が少なすぎると感じています」

私:「少なすぎると言うのは、具体的にどれぐらいですか?」

部長:「週1日とか、人によってはゼロもあるかと思います」

私:「それは、ほとんどフルリモートに近いですね? ところで、部長の部門の出社状況は?」

部長:「うちは、週2~3日出社です。当然、出社以外の日はリモートワークも認めています」

私:「週2~3日出社されている効果は感じますか?」

部長:「それは、お互い顔を合わせると、コミュニケーションの量と質が上がりますよ!」

私:「それが高業績に結び付いていますか?」

部長:「だって、業績が悪い部門ほど、出社していませんからね」

私:「やっぱり、対面コミュニケーションは重要ですか?」

部長:「重要です! ただ、毎日出社ではなく、リモートワークとのバランスが大切です」

私:「週2~3日出社が丁度いいですか?」

部長:「はい。先日、社員のエンゲージメント測定をしたのですが、如実に結果が出ました」

私:「週2~3日出社が丁度いいと?」

部長:「その通りです。既に、色々な調査機関が結果を発表している通りでした」

私:「なるほど。さすが部長、いつも絶妙のバランスですね」

部長との会話の後

私なりに調べてみました。

*下記、Google検索より。

(従業員エンゲージメント)

従業員エンゲージメントは、従業員が会社を信頼し、

自社の成長に貢献したいという意欲を持つ状態を指します。

人事のプロを支援するHRプロによると、従業員エンゲージメントが高いと、

従業員のモチベーションや生産性が向上し、

離職率の低下にもつながると言われています。

************************************

*下記、株式会社ビジネスリサーチラボ様のレポートを参照。

(リモートワークの長所)

・自分のペースで集中して自律的に仕事に取り組めるため

ワークライフバランス、満足度、パフォーマンス、ストレスなどに好影響。

(リモートワークの課題)

・周囲とのコミュニケーションの質と量が低下するため

エンゲージメント、満足度、定着、パフォーマンス、メンタル面などに悪影響。

従って

自律性を下げるような監視は禁物だが

放置すると孤立につながるので、それも問題。

特に、リモートワークの悪影響を抑制することは重要ではないか。

(例)

・コミュニケーションツールの活用支援

・社員との面談や、会議の短時間・高頻度での実施

・孤立している従業員の発見とフォローなど。

************************************

社員の方々

個々人のスキルや価値観

居住環境や家庭環境にもよりますが

出社とリモートワークとの長所と短所

そのバランスを考慮して

マネジメントする事が大切ですね。

「柔軟心

やわらかいあたま

やわらかいこころ

わか竹のような」                                             みつを

合掌。

(本日の1枚:なんくるないさー)

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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