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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「人材コンサルタントは生き残れるでしょうか?」

「人材コンサルタントは生き残れるでしょうか?」

先日

大手人材紹介会社のトップコンサルタントAさんと

ご相談させていただきました。

Aさんは

まだ30代前半で

業績トップのプレイングマネージャーなのですが

「私は、人材コンサルタントとして生き残れるでしょうか?」

という、強い危機感を持っていました。

AIの進歩や

ダイレクトリクルーティングの躍進

競合他社の急増

日本の人口減少など

様々な環境要因を見渡しますと

Aさんのように

若くて優秀な人材コンサルタントほど

焦るのは当り前で

健全な悩みだと言えるでしょう。

Aさん:「私は、人材コンサルタントとして生き残れるでしょうか?」

私:「そんな事は誰にもわかりません。ただ、生き残れるように大局を見る事ですね」

Aさん:「大局を見るとは?」

私:「Aさんは人生において、これから全てAIの指示通りに生きていきますか?」

Aさん:「AIは参考にはすると思いますが、信頼できる人にも相談すると思います」

私:「AIの指示通りに生きるのであれば、もはや人間と言うよりロボットそのものですね」

Aさん:「ロボットにはなりたくないです。あくまで感情を持った人間ですから」

私:「AIを参考にしながらも、最後は人間的な感性や好みを含めて判断するわけですよね?」

Aさん:「多分、そうすると思います」

私:「それであれば 『人間的な感性や好み』 という点に生き残る道があるかもしれませんね」

Aさん:「 『人間的な感性や好み』 だけで生き残れますか?」

私:「だから、AIを活用しながらも 『人間的な感性や好み』 をミックスする事になります」

Aさん:「デジタルとアナログのミックスですか?」

私:「そうです。AIが一番強いのに、大いに盛り上がっているプロ将棋の世界を見てください」

Aさん:「AIの強さを認めた上で、人間同士が闘う厳しさや感情の機微も味わってますね?」

私:「一つの成功例だと思います。藤井名人は数億円稼ぎ、プロ棋士になりたい子供も増えています」

片方が勝つと

もう片方は負けて

無くなってしまう。

そのように考える方も

少なくないでしょうが

「どのように共存するか?」

という前向きな思考に切り替えると

明るい未来が

見えてくるかもしれません。

(本日の1枚:子牛とバッタリ)

「セトモノとセトモノと

ぶつかりッこすると

すぐこわれちゃう

どっちかやわらかければ

だいじょうぶ

やわらかいこころを

持ちましょう」                                              みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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